アダムペネンバーグの「バイラル・ループ(感染の連鎖)」の翻訳版、、、の、
プレスリリース用オンデマンド版を献本して頂きました。ありがとうございます。
YouTubeやmixi、facebook、twitterなど、いま成功している「Web2.0企業」には、すべて共通した“ある秘密”がある「バイラル・ループ」と呼ばれる現象がビジネス戦略に組み込まれているのだ。 これはモノやサービスが人の口コミや紹介を通じて、“ウィルスのように伝播していく現象”のことである。 誰も読んでくれる人などいないとわかっていて、ツイッターでつぶやく人はいないだろう。知り合いがいないのに、ミクシィに登録する人もいないはずだ。本当に気に入り、利用したいと考えたモノやサービスなら、消費者は自ずと周りの人に薦める…。こうして、利用者自身が気に入ったモノやサービスを積極的に紹介していく「バイラル・ループ」が拡がり、かつてないスピードで企業規模が急拡大しているのである。
「Viral」というのは「Virus(ウイルス)」の形容詞で、つまり「まるでウイルスのように(広まっていく)」という意味。
余談ですがVirusの正しい発音は今まで「ヴィールス」ぐらいに思っていましたが、発音記号を見てみると「ヴァイラス」という感じで、これだと「ヴァイラル」と1文字しか違わず、すぐにウイルスという単語との関連性が分かりますね。
日本人が「ヴァイラス」とか「バイラス」と聴いただけではそうはならなそう・・。
でもその方がいい気がします。(「ウイルスのように広まった」と言われるのは、愛用者にとっても良い気分がしないと思うので。)
さて、本の話に戻りますが、その「ウイルスに感染したように広まった数々のサービス」
(内容が内容だけに、多くがWEBサービス。でもタッパーやブラウザの例もあり。)
が、いったいどのような経緯を辿って成功したのかが読める本でした。
この話題を「人に説明する」必要がある立場や職業の人であれば、読んで損はないというか、読んで知識として知っておくべき内容だと思います。
一方、「人に話すよりもまず個人でもできそうなところから実践!」という人には、一足先に春に発売した「WOM(口コミ)マーケティング入門」が、個人的にはおすすめですね。
翻訳版とはいえ、バイラルマーケティングに関する本を出す講談社さんも、このバイラルループ公式サイトで色々な試みを行っているのが分かります。
それも、成功させないとこの本の内容が疑われるからか(!?)、いくつかの企画を一度に実践していますね。
たとえば、「もし放送コンテスト全国3位の女子高生が『バイラル・ループ』を朗読したら」という切り口で、千葉県松戸市の千葉県立小金高等学校2年生の岡田紗英さんがこの本を朗読した音源を、無料ダウンロード配布中です。
(前述の公式サイトの「オーディオブック」というページです。)
「音源配布×女子高生」という掛け算ですが、音源を聴く前は、正直「あともう一声ほしいかなぁ」と思っていました。
が・・・!
本書の序盤で取り上げている事例が「Hot or not(※)」で、やれ「外見に点数を付ける」だの「いい女」だの「セックス」だのを、全国3位の文科系女子高校生に読ませて実名も掲載して・・・というところに興奮する人達の間では、バイラルループが間違いなく起こりそうです(笑)。
(※:まさにバイラルでものすごく流行ったアメリカのサイト。簡単に言うと、ユーザーがアップした人の写真に、見た目で点数をつける。)
公式ツイッターのフォロワーはまだ増えていないようですが、
アイコンが本の画像というところからも、このままだと
ちょっと苦戦しそうに感じました。
(まだバイラルループのプレスリリース(注:PDF)の一番下に載っている、
担当の山上さんという方のアイコンにしちゃえばいいのにと。)
でも、昨日発売したばかりで、これから公式サイトもどんどん
更新されていくようなので、期待しています。
そして一緒に届いたクーリエジャポン10月号、とっても面白かったです。
定期購読しようかな。
<追記>
この本のamazonレビュー欄で、はじめて
「Amazon Vine 先取りプログラム」
という制度があることを知りました。
これまでにAmazonに優良なレビューをたくさん書いて、
Amazon側からこのプログラムに招待された人は、
出版社などから発売前にサンプルなりを受け取ることができる
みたいですね。
それで、発売前にレビューを投稿するわけです。
これを実施した本については、予約段階(発売前)の時期でも
Amazonにレビューが集まることになります。
(そのプログラムによるレビューには、ちゃんとそう書かれています。)